COLUMN 歴史・文化

名古屋城の本丸御殿は職人たちの夢の結晶

2019.07.31

 名古屋市民のシンボル・名古屋城。金のシャチホコが2体鎮座する天守のスケールの大きさは圧倒的で“近世城郭の完成系”とも言われている。天守の南側にある「本丸御殿」は、もとは尾張藩主の住居や藩政が行われる場所であったが、後に将軍専用の宿泊所として使用された。先の大戦の空襲で、天守とともに本丸御殿も消失してしまっていたが、2018年に復元完成公開を迎えた。

●本丸御殿のここが魅力

名古屋城内にある豪華絢爛な本丸御殿は、部屋によって格式が異なります。襖絵だけでなく、天井や飾金具、欄間等、建物内の隅々まで見ていただき、ぜひその違いをみつけて、自分のお気に入りの場所を探してみてください。

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 名古屋城について詳しく知りたいという人におすすめ。一緒に散策をしながら、城内を隅々まで案内してくれる。無料。

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私たち名古屋城観光ガイドボランティアは、名古屋城の開城日に活動しています。ためになるお話もありますので、私たちの話を聞いてみたいと思った人は、時間になったら案内看板が出ているところまで、来てください。

▶職人文化が花開く

江戸時代、名古屋の城下町にはさまざまな職人が暮らしていた。名古屋提灯、名古屋扇子、名古屋友禅、昭和以降には、製靴、革工芸などのものづくりが行われた。

▶グルメやショッピングで名古屋らしさを堪能「金シャチ横丁」

 2018年にオープン。「義直ゾーン」「宗春ゾーン」の2つに分かれ、なごやめしなどが味わえるグルメ店や名古屋土産を扱うショップが軒を並べている。

▶江戸時代にタイムスリップ「四間道」

 火災に延焼を防ぐために、道の幅が四間(約7m)あることからその名が付いた。江戸時代に建てられた蔵が並び、当時の面影を残している。

★もっとポイント
●本丸御殿には重要文化財がいっぱい

309枚の昭和初期の実測図や焼失前に撮影された700枚もの膨大な写真記録などをもとに忠実に復元された本丸後殿。1049面の障壁画のうちなんと1047面もが重要文化財になっている。

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