COLUMN なごやめし

「新・名古屋めし」は名古屋を飛び越え全国制覇へ!

2019.02.26

 近年、B級ご当地グルメブームもあって、イベント会場などで全国各地の名物を食べられる機会も増えています。普段は味わえない地方の美味や初体験の食文化に出会えるのは楽しいものですが、その中には、町おこしを目的に新たに創作された食べものも少なくありません。
 対して名古屋のご当地グルメ・なごやめしは古くから地元に根づいていたり、いつの間にか広く普及・浸透したものがほとんど。比較的新しい台湾ラーメンやあんかけスパゲティにしても、昭和30~40年代に考案され、半世紀前後もの歴史があります。そのため、新しくつくられた料理や食べ物はなかなか割って入ることができません。

 こうした動きの中で、新・なごやめしとして市民権を獲得したのが台湾まぜそばです。今では多くのラーメン店で採用されている他、おみやげ品売り場やスーパーなどでも販売されるほどの定番グルメとなっています。また、地元限定が多いなごやめしの中では珍しく全国へも波及し、提供店は1000店舗を超すともいわれています。
ツワモノ揃いで肩を並べるにはハードルが高いなごやめしですが、それだけにブレイクスルーを果たすためには一挙に全国区に躍り出るほどの魅力を有していることが条件になるのかもしれません。思えば既存の名古屋めしの中にも、小倉トースト、手羽先、鉄板スパゲティ、あんかけスパゲティ、台湾ラーメンなど特定の店舗が考案して広まったものが数々あります。今後も自由な発想から広くファンを獲得する新たななごやめしの誕生を期待しましょう。

★もっとポイント
新・ご当地グルメとなるか!?あいちサラダめし

 平成30年10月にスタートした「あいちみんなのサラダプロジェクト」。ここで提案されているのが「あいちサラダめし」です。メニュー開発のルールは4つ。①肉味噌をトッピング③ごはんや麺など主食を盛り込み野菜でかさ増し②卵・季節の野菜を使用④マヨネーズ・ドレッシングで仕上げる― コンセプトは“サラダなのにうまみと食べごたえがある”ことで、これはすなわちなごやめしの特徴ともいえます。先のルールを守れば飲食店や企業が自由にメニュー開発できるので、県内全体での広がりが期待できます。名古屋の有名外食企業も既に参加していて、今後は名古屋、そして愛知県のご当地グルメとして食べられる機会が増えていきそうです。

 次回は、「なごやめしサミット」の様子をレポート!コラボで広がるなごやめしの魅力と発信力について、講演会やシンポジウムが開催されます。お楽しみに♪

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